天皇ご一家は戦後80年の節目にあたり、東京大空襲などの犠牲者を慰霊するため、地元横網の東京都慰霊堂を訪れ、花を供えて拝礼されました。
東京都慰霊堂は、関東大震災で亡くなった方のほか、太平洋戦争中の昭和20年3月10日の東京大空襲では一晩に10万人以上が亡くなったとされている。およそ16万3,000柱が収められていて、両陛下と愛子様が訪問されるのは初めてとなります。
両陛下と愛子様は霊殿の前に花を供えられ、深々と拝礼されました。
両陛下と愛子様は東京都の小池知事から説明を受けられて、この後、空襲の犠牲者の遺族4名と懇談されていました。
両陛下は戦後80年の節目にあたり各地を訪れ、戦争によって亡くなった方々を慰霊し、平和を祈念されてきました。
過去には先の天皇皇后両陛下(上皇陛下)が戦後70年に当たり空襲犠牲者を追悼されました。また、秋篠宮両殿下も毎年のように追悼にお見えになっておられます。たいへんありがたい限りです。
天皇皇后両陛下は今年4月に硫黄島、6月に沖縄と広島を、9月には長崎を訪れ、それぞれ慰霊碑に花を供えられ拝礼したほか、戦没者遺族や戦争体験者らと面会し、また若い世代の語り部らとも懇談されてきました。
このうち愛子様は沖縄での戦没者慰霊と長崎での原爆犠牲者慰霊に同行されています。
今回の訪問は、両陛下の「戦後80年慰霊の旅」の締めくくりとなります。
私も参列してきました。誠に厳粛な雰囲気でした。両陛下と愛子様は慰霊堂の壁に掛かってある壁画をじ~と見ていました。
途中の日大一中一高の前の歩道はたくさんの人、人、人。どこから天皇陛下がお見えになることが事前にわかるのでしょうかね。警備の警察官も一杯でした。
							

