『住まい何でも相談処』では、これまでに飛び込み業者等から建物の不具合を指摘されて、心配になったと言う相談を受けています。訪問や電話で、詐欺を目的とした不審な業者によるトラブルは、都内でも毎日のように発生しています。
不審者に関連する事例
1、屋根の修理業者を騙った者(2024年10月24日)
2024年10月24日10時ごろ、墨田4丁目で屋根の修理業者を騙ったものが来訪する事案が発生しています。
過去に修繕業者などを装って来訪し、住宅内に侵入した強盗事件も発生しています。安易に自宅に招き入れたり、契約したりすることのないように注意してください。
不審に思った時はすぐに警察に相談してください。
2、不審な業者の飛び込み営業(1) 2024年11月1日
無料・格安と言われて安易に点検を依頼すると、後で高額な費用を請求される恐れがあります。「裏の工事をやっているところのリフォーム業者です。
お宅の屋根のリフォームが必要だと思うので、点検してもいいですか。」
「このままだと雨漏りして、修理にもっと高額な費用がかかってしまいますよ。」
などと不安を煽る言葉をかけてきますが、その場では絶対に契約せずに警察へ相談してください。
3、不審な業者の飛び込み営業(2) 2024年11月13日
- 東京都から補助金が出ます。
- 区と都の委託を受けています。
- 無料で点検します。
- 屋根が剥がれています。
安易に点検させてしまうと、不必要な工事高額な費用請求をされる恐れがあります。
そのような業者が来た時は「家に入れない」「焦って契約をしない」を徹底して、しつこく座すわる場合は110番通報してください。
4、ガスの点検を騙る電話(2024年11月15日)
- 以前取り付けたガス器具の点検です。
- ガス会社から依頼を受けて電話しました。
この後、住所を聞かれたり、訪問されるなどの恐れがあります。
このような電話があった場合は、詐欺の可能性があります。
安易に会話をせず、通話を打ち切りましょう。
訪問業者や近隣で工事している業者への対応
1、家の中に入れたり、屋根に登らせたりは絶対にしない。
2、ご近所が依頼している業者であれば、その業者のことを確かめて。
3、割引と言われても、その場では絶対に契約しない。
4、無料だとしても、気軽に考えない。
飛び込み業者に屋根がおかしいと言われたが、自分でもおかしいと思ったら、
自分でも屋根がおかしいと思った場合は、修繕をする場合には、まずはご自分で信頼できる納得できる業者に依頼することです。また、早期に補修を行う事は、建物を長持ちさせることにもつながります。
不審な訪問業者に注意しましょう。
特にリフォームや外壁塗装など、工事を名乗る業者は、強盗の下見や悪質商法の手口として利用されることがあります。名刺や身分証を提示せず、突然訪問したり、無料点検を口実にして家に上がり込もうとする場合は警戒が必要です。
不審な訪問業者の特徴
- 名刺や身分証を提示しない
- 突然訪問する(事前予約なし)
- 無料点検を口実にする
- 強引に契約をさせようとする
- 家族構成や生活状況を尋ねる
- 在宅パターンを探る(複数回訪問する)
不審な訪問業者への対処法
- インターホンで確認する
- 安易にドアを開けない
- きっぱりと断る(「いらない」「帰ってください」など)
- 警察に相談する(110番)
- 不審な点があったら、すぐに電話を切り、警察に相談する
防犯対策
インターホンを設置する、防犯カメラを設置する、窓やドアに防犯ガラスを貼る、防犯ブザーを携帯する、 地域で防犯活動に参加する。
その他
- 消費者ホットライン(188)に相談する
- 警察相談専用電話(#9110)に相談する
- 不審な訪問業者を装った強盗事件も発生している