【防犯部】警察からの電話でも信用しないで!【特殊詐欺防止】

特殊詐欺の犯人は警察官を装ってくる!

「警視庁捜査二課の〇〇です」とか「〇△警察の〇〇です」とか名乗って、電話をかけてくる。
最初の電話は、警察を騙る(かたる)以外に、「総務省、総合通信局」などの名前で、「あなた名義で契約された携帯電話が犯罪に利用されている」とか、
「NTT、NTTファイナンス、ドコモショップ」などの名前で、「携帯電話の未納料金がある」「あなた名義で携帯電話が契約されている」などと言ってくる。
そのまま聞いていると、「警察へ転送します」となる。

警察からの電話でも信用しないで! それ、詐欺です!

知らない電話番号や非通知電話、+81、または+010で始まる国際電話などはあやしい。

ニセの警察官が言ってくるのは次のような内容です。脅されます。

・特殊詐欺グループの犯人を逮捕したら、犯人が使っていた携帯番号があなた名義のものだった。
・したがって、あなた名義の携帯番号が犯罪で利用されている。
・あなた名義の銀行口座がマネーロンダリングに使われている。
・したがって、あたなが容疑者になっている。

「特別にLINEで取り調べを行います」と言ってくる。

LINEにつなげると、(1)あなたの逮捕状の画像(2)警察手帳の画像 などが送られてくる。
こんなこと、あるわけないです! 警察官は公務でLINEを使わない、逮捕状や警察手帳を見せびらかすことなど絶対に無い!

あなたを信用させるための手口。LINEで取り調べをする訳が無い。

 

あなたの口座が犯罪資金であるか調査するので、「全額」指定した警察の口座に振り込んでください。「あとで戻ります」→うそです。

ATMやネットバンキングで振込してしまう。こんなことあるんだ・・・! なにしろ、特殊詐欺の容疑者と言われているので、弱みに付け込んで恐ろしくて、言われるままに振り込んでしまう。

ああ、全額振り込んでしまった。
どうしようもない。あとの祭りだ!