すみだ北斎美術館
読み解こう！北斎も描いた江戸のカレンダー
◎24年12月18日（水）→25年3月2日（日）休館日：毎週月曜日
◎開館時間：9：30～17：30
◎主催：墨田区・すみだ北斎美術館
自由で粋な江戸の遊び心──「絵暦」
江戸時代の使用していた太陰太陽暦では、現在の暦とは異なり、月の日数は30日（大の月）か、29日（小の月）で、毎年同じ月でも日数が変わりました。
そのため、生活の上では、その年の何月が大の月か小の月かを知ることが必要でした。
そこで、小さな摺り物（非売品の私的な版画）に描かれた絵の中に大小の月をしのばせて、ユーモアやウィットに富んだデザインの暦が制作されるようになりました。
これが「絵暦」と呼ばれるもので、江戸時代に大流行しました。
本展では、当館が所蔵する「絵暦」を展示して、江戸時代に栄えた暦の文化の一側面を紹介します。
どこに大小の月が隠されているかを読み解きつつ、小品ながらアイデアと技法をこらえた作品をお楽しみください。
🔹企画展観覧料
一般：1,000円
高校生・大学生・65才以上：700円
中学生・障がい者：300円
小学生以下；無料
