10/30 賑やかなハロウィンがやって来た

10/30(水)午後、学童クラブ千歳分室の子ども達29人がハロウィンの仮装をして、賑やかに今年もやって来ました。みんな、とても元気で、これなら悪魔や亡霊はどこかへ逃げてしまうでしょう。元気なみんなにお菓子を差し上げました!

子どものプライバシー保護のため目隠しをしています

ハロウィンってなんの日?「トリック・オア・トリート!」とは?

ハロウィンの起源とは?
ハロウィンとは、キリスト教の祝日である「万聖節」前夜のお祭りのことで、古代ケルト人が起源と言われています。
遥か昔、ケルト人にとって1年の終わりは10月31日で、この日に収穫祭を行うのが恒例でした。
それと同時に、1年最後の日には死者の霊が現世に戻ってくるとも考えられており、霊と一緒についてきた悪霊たちが悪さをしないよう追い払うお祭りも行っていたのです。
その風習がキリスト教と融合し、現在のハロウィンへと形を変えました。

ハロウィンで仮装をするのはなぜ?
ハロウィンで仮装をする意味は、悪霊たちと同化して災いを遠ざけるためです。
10月31日に現世に来ると言われている悪霊たちは、人間にいたずらをしたり悪運をもたらしたりすると言われています
そのため、仮装で悪霊を怖がらせたり、悪霊がいたずらをしないよう遠ざけようとしたりしようと考えた先人の知恵から、「ハロウィン=仮装」が定着しました。

アメリカのハロウィンは、子ども主体のイメージがあります。それに対し、日本は大人たちが仮装をして町を歩いたり、パーティーをしたりするのが最近の主流です。
この違いから、日本でのハロウィンは「コスプレをする日」というイメージが強くなってきています。

「トリック・オア・トリート!」とは?
日本語に訳すと「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!」という意味で、ハロウィン特有の合言葉です。
ケルトの古い風習では、死者が天国に行けるよう祈りを捧げるために「ソウルケーキ」を用意していました。
このソウルケーキがないと死者の魂は現世をさまようことになってしまうので、「ケーキをくれないと天国に行けないよ!」から「トリック・オア・トリート!」が発生したと言われています。

アメリカでは、大人がお菓子を用意し、仮装をした子どもたちが家をまわって「トリック・オア・トリート!」と言ってお菓子をもらうのが一般的です。
ただ、日本ではこの風習がほとんどなく、友達間でハロウィンギフトを贈り合ったり、ハロウィンスイーツを食べてイベント感を満喫したりする方が多く見られます。

そのため、「トリック・オア・トリート!」の掛け声でお菓子を配るという風習を意識したことがない方も多いでしょう。
そんな方は、本来のハロウィンを楽しむためにも、今年はぜひアメリカスタイルに習ってみてはいかがでしょうか。

おじさんたちが子どもの頃は、ハロウィンのようなこんなお菓子をもらって練り歩く行事はありませんでした。今の時代は、こんな催しがあるんですね。ハロウィンと聞くと、渋谷で仮装して悪態をついて騒いでいるものとばかり勘違いしていました。本来の目的がわかりました。