【防犯】夏休みになると子どものスマホトラブルが多発

スマホに潜む危険

夏休みのこの時期、子どもの自由移管が増えると、スマホの利用時間が長くなり、様々なトラブルに会わないよう事例と対策を紹介します。

★トラブル事例1
誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)やいじめ、無視
SNSで悪口を書き込んだり、グループ外の友人を誹謗中傷する。
【結果】被害者が不登校や病菌になる場合がある。

★トラブル事例2
軽い気持ちで写真を投稿
SNSに投稿した写真から個人を築堤され、住所など個人情報が拡散されてしまった。
【結果】恐喝やストーカーの被害にあった。

★トラブル事例3
高額な課金
オンラインゲームにはまり、次々とゲームに課金する。しかも簡単に課金できる。
【結果】保護者の知らない間に高額な課金になってしまう。

身を守るための対策

その1★ 家庭内ルールを作る
●個人情報を書き込んだり、知らない人とはメッセージのやりとりをしない。
●使用時間を決める(スマホを使うのは夜〇時まで)など

その2★ フィルタリングの活用
●有害なサイトやアプリへのアクセスを制限してくれる「フィルタリング}を活用する

その3★ 困った時ひは必ず相談
●「困ったな」「怖い」と思ったら、すぐにまわりの大人に相談してください
●家族にも相談できない場合は、警視庁のヤング・テレホン・コーナー 03-3580-4970 でも相談できます。

以下は、青少年ではなく、一般の成人が
だまされる「
特殊詐欺」です。

◇ロマンス詐欺

主にインターネット上の交流サイトなどで知り合った相手を言葉巧みに騙して、恋人や結婚相手になったかのように振る舞い、金銭を送金させる特殊詐欺の一種。国際ロマンス詐欺、国際恋愛詐欺などとも呼ばれる。
代表的な〇ものにはナイジェリア詐欺がある。送金した場合、現状では事後に金銭を取り戻せることはほぼ無い。
単独犯に限らず、詐欺団を結成している場合も多く、被害者を信じ込ませ、送金させるため、共謀して、友人や弁護士、空港係官などの役を演じて騙す。知り合ってから一年以上をかけて信用させて騙す場合もある。送金には、無休で国際送金できるウエスタンユニオンが使われることが多い。

◇SNS型投資詐欺

「著名人による無料の投資セミナー」「必ずもうかる」など、甘い言葉にご用心!
インターネット上に著名人の名前・写真を悪用した嘘の投資広告を出したり、「必ずもうかる投資方法を教えます」などとメッセージを送るなどして、SNSに誘導し、投資に関するメッセージのやりとりを重ねて被害者を信用させ、最終的に「投資金」や「手数料」などという名目で、ネットバンキングなどの手段により金銭等を振り込ませる詐欺です。

一度だまされると、詐欺と気付くまで、お金を何度も振り込んでしまう。

被害者:50代女性 被害額:合計約1億円以上

SNS上で投資関係の広告を見つけてアクセスしたところ、著名人を名乗る者のSNSアカウントに誘導され、「投資グループの先生の言うとおりにすれば必ずもうかる」などと言われ、投資グループ(サクラ多数)に加入した。
投資グループで利用しているサイトの画面上では利益が出ていたこともあり、著名人のアシスタントを名乗る者などとのやり取りを重ねるうちに相手を信用してしまう。
投資であると信じてしまい、相手に言われるがまま、1億円以上を指定された口座に振り込み、電子マネーカード数百万円分を購入してコード番号を相手に送信するなどして合計1億円以上をだまし取られた。

▼インターネットバンキングの便利さと怖さ

インターネットで銀行取引ができるインターネット バンキング(ネット バンキングやオンライン バンキングとも呼ばれます)。その手軽さから、すでに利用している、あるいは、新しく始めようと思っている方も多いのではないですか。

インターネットバンキングは、(1)各種手数料が安い、あるいは24時間いつでも使えて手数料がかからない (2)金利が高い (3)オンラインで取引を完了できる・・・ など利便性が高い。
その反面、ATM利用で金融機関の職員などから詐欺だと 止められることがなく、自宅などでスマホや パソコンで簡単にいつでも振込ができる。 従って、自分が詐欺だと気づくまで、何度も振り 込んでしまい、被害が高額になる傾向がある。
しかもインターネット バンキングを使って、犯罪者はあの手この手であなたの預金を狙っています。


代表的な手口としては、以下のようなものがあります。

  • 犯罪者が被害者に銀行を語った偽メールを送り、利用者ID、パスワードなどを入力させ、盗み取ります。その後、被害者になりすまして、銀行口座を操作し、預金を犯罪者の口座に送金します。
  • 犯罪者が、インターネット バンキングを不正に操作するためのウイルスを作成し、ばらまきます。ウイルスの感染被害にあった被害者が、インターネット バンキングを利用した際に、ウイルスが被害者の預金を犯罪者の口座に送金します。