【消防署より】熱中症を防ごう

熱中症の対策とポイント

高温多湿な環境下に長くいると、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能が低下します。すると体内に熱がこもってしまい、めまい、吐き気、頭痛などの様々な症状を引き起こします。その様々な症状の総称を熱中症と言います。

暑熱順化で暑さに身体を慣らしていく

日頃からウォーキングなどの運動をすることで、汗をかく習慣を身につけ、熱中症にかかりにくい暑さに強い体をつくりましょう。

高温・多湿・直射日光を避ける。

屋外では・・・
●帽子や日傘を使いましょう。
●日陰を選んで歩きましょう。
●こまめに休憩しましょう。

屋内では・・・
●扇風機やエアコンを使用しましょう。
●ブラインドやすだれで直射日光を遮りましょう。

水分補給は計画的、かつ、こまめにする。

●のどが渇く前に、こまめに水分補給をしましょう。特に高齢者は注意しましょう。
●起床時、入浴前後にも水分を補給しましょう。
●大量の汗をかいた時は塩分も補給しましょう。

運動時などは計画的な休憩をする。

スポーツを行う人はもちろん、指導者等も熱中症について理解しましょう。
●大量の発汗があった場合は、スポーツドリンクなどを摂取しましょう。
●応援や観戦などでも熱中症が発生しています。
●水分をしっかり補給し、注意を怠らないようにしましょう。

乗用車等で子供だけにしない。

車のような空間は短時間で室温が上昇し、事故につながります。
●子供を車の中で、決して一人にしないでください。

子供は大人よりも高温環境にさらされている。

地面に近いほど輻射熱は高くなります。
●子供は大人の想像以上に輻射熱等を受けていると考えましょう。
●子供の体調の変化に注意しましょう。