5月から始める熱中症対策
<h6>熱中症は夏に起こるものと思っている方も多いのではないでしょうか。
実は熱中症は梅雨入り前の5月頃から発生します。
とくに5月はまだ汗をかくことに慣れていないため、急に気温が高くなると発汗がス ムーズにいかず、熱中症のリスクが高まります。
私たちの体温は37度前後のとても狭い範囲に調整をして生命を維持しています。
しかし、熱の産出と放散のバランスが崩れると体温が急激に上昇して、さまざまな症 状が起こります。
熱中症が起こる3つの要因
【熱中症にならないための5つの行動】
(1)衣服を工夫する
ゆったりとした通気性の良い服で暑さを調整しましょう。
麻や綿といった通気性が良い素材を選んだり、吸水や速乾性に優れた肌着、下着もお すすめです。
(2)日差しを避ける
日傘や帽子で直射日光を避ける。歩くときはなるべく日陰を選ぶこともおすすめで す。
(3)こまめな水分補給
軽い脱水はのどの渇きを感じないため、意識的に水分をとるようにしましょう。
スポーツドリンクなどの塩分と糖分を含む飲料水は、水分の吸収がスムーズです。
(4)暑い日は頑張りすぎない
適宜に休憩をとり、頑張りすぎないようにしましょう。少しでも熱中症を疑うような 症状がでたら、作業を中断して休みましょう。
(5)十分な睡眠をとる
睡眠がしっかりとれていないと体温のコントロールが落ち、熱中症にかかりやすくな るため、睡眠は十分にとりましょう。