【墨田区より】向島が舞台の映画「こんにちは、母さん」公開 区が撮影協力【動画あり】

墨田区観光課では区内で行われるテレビ・映画等の撮影を支援することで墨田区をPR し、誘客を図るフィルムコミッション事業を進めています。
この度、本事業の一環として撮影支援を行い、墨田区が舞台となった映画「こんにち は、母さん」が令和5年9月に公開されました。
 同作品は山田洋次監督から「墨田区向島を舞台にした下町の映画を作りたい」と要 望があり、墨田区の協力で撮影された作品。大手企業の人事部長として神経をすり減 らし、家では妻や娘(永野芽郁さん)との関係に頭を悩ませる主人公・神崎昭夫(大 泉洋さん)が、母・福江(吉永小百合さん)が暮らす実家に戻ったことがきっかけ で、温かい下町人情と触れ合い、失っていた大切なものを取り戻すストーリーです。
 撮影に携わった同区産業観光部観光課主査の根本淳史さんは「昨年夏ごろ、配給元 の松竹から話が来た。すみだフィルムコミッションと連携しながら、ロケ地案内や撮 影の許可申請や調整などをサポートした。向島はもちろん、言問橋(ことといばし) や隅田川テラスなど、墨田区の生活に密着した場所での撮影が多かった」と振り返 る。
 同課主任の矢田菜都美さんは「私自身が墨田区出身。住民目線で映画を見た場合、 川から見たスカイツリーや隅田川テラスなど、普段見ている景色がそのまま映画に なったイメージ。隅田川の花火が上がるシーンで、『そういえば今日は花火大会の日 だったわね』というせりふを吉永小百合さんが話すシーンがあるが、墨田の日常のや り取りが映画でも取り入れられているのが印象に残っている」と話す。
 墨田区は今回の撮影を機に、映画作品などに墨田区を取り上げてもらうための取り 組みとして、映画の撮影場所を登録する「すみだロケーションボックス」を推進しt ています。
 区内では「TOHOシネマズ錦糸町」(楽天地・オリナス)で上映中。