防災について考える。 関東大震災から100年(2)

地震が起きれば、必ず火災が起きる

(1)阪神淡路大震災では、各所に火災が発生。

平成7年1月17日早朝発生した阪神淡路大震災では、死者6,400名以上、負傷者数43,800名余、倒壊家屋総数64万軒のも及ぶ大震災だった。
死者は多くが圧死、また倒壊家屋の多くが木造、しかも神戸市長田区では大規模な火災が発生。上水道が断水したため消火活動ができず延焼被害が拡大した。

(2)被害の軽減 「初期消火」一刻も早く、火を消す。

この教訓として、『初期消火』が重要。消防車が来ないことがある。

①消火器(最低、台所に1台)

②水バケツリレー

③スタンドパイプ

④消火隊ポンプ(D級ポンプ)

普段から「防災訓練」で初期消火訓練を身につけよう。


家具の転倒防止で安全避難

家具の転倒で4つの危険


①下敷きでケガ
②ストーブで火災
③ドアが開かない
④外に逃げられない。

熊本地震では、高層マンションで40%、一般住宅で30%のケガ人が出た。